30歳の人が生まれた時の話題のニュースと音楽シーンとは?

現在30歳の人は、生まれた年にどのようなニュースがあって、日本の音楽シーンはどうだったのでしょうか?正直、自分が生まれた年に流行った音楽を聞きながら育った人は、ほとんどいないでしょう。しかしながら、話のネタになったり、その人の育った環境などを知るうえでの参考にはなることでしょう。30歳の知り合いをお持ちの方は、是非、参考にまで確認されてください。また、現在30歳でこの記事を読まれている方は、自分の生まれた年に“どのような”ことがあったのか参考にして頂ければ幸いです。

・1984 昭和59年 30歳

1984年といえば、ロサンゼルスオリンピックの年になります。前回大会のモスクワオリンピックには、日本はボイコットをしていましたので、かなりロサンゼルスオリンピックは日本でも話題になったのではないでしょうか。ちょうど、紙幣の新札発行が行われた年でもあります。“一万円札は福沢諭吉”、“5千円札は新渡戸稲造”、“千円札は夏目漱石”となった時代です。これらの新札発行の最大の特徴は、世界屈指の偽造防止技術の導入でしょう。「ホログラム」「潜像パール模様」「すき入れバーパターン」という技術はこの時から採用された技術です。

日本の音楽シーンは、ポップソングが人気を集める時代になっていました。中森明菜やチェッカーズ、杏里などが人気だった年です。最近でも、カバー曲として歌われる曲も多いので、一度は耳にしたことがある曲ばかりです。

この年に誕生した代表的な曲としては、

・中森明菜の「飾りじゃないのよ涙は」

・チェッカーズ「ジュリアに傷心」「星屑のステージ」「涙のリクエスト」「哀しくてジェラシー」

・安全地帯「ワインレッドの心」

・高橋真梨子「桃色吐息」

・杏里「悲しみが止まらない」

・テレサ・テン「つぐない」

などがあります。テレサ・テンの「つぐない」は有線大賞に選ばれ、中森明菜やチェッカーズは歌番組に毎週のように出演していました。「歌のトップテン」「ザ・ベストテン」などの歌番組も人気がありました。バラエティー要素の少ない、正統派の歌番組はこの時代の代名詞と言っても過言ではありません。これらの番組が終了してしまったことで、最近の音楽番組を見ることはなくなってしまった方も多いかもしれませんね。

最近の歌番組は、バラエティー番組の延長線上にあるように感じてしまうのは自分だけでしょうか。もちろん、ミュージックステーションのような長寿番組もありますので一概には言えませんが、少し寂しく感じてしまいます。

また、海外の大物アーティスト“マイケルジャクソン”のアルバム「スリラー」はかなりのセールスを叩き出しました。この年の年間アルバム第一位は「スリラー」です。

この年に人気のあった、安全地帯の玉置浩二、チェッカーズの藤井フミヤなどは、今の若い人にも馴染みのある歌手ではないでしょうか。二人ともバンド解散の後に、ソロとして活躍を続ける日本屈指のアーティストになります。

いかがだったでしょうか。もちろん、その他にも様々な事件があり、色々な名曲も誕生したことでしょう。あくまでも、注目を集めたニュースや社会情勢、目立つ部分の日本の音楽シーンを紹介させていただきました。

30歳の知り合いとの話のネタにでもして頂ければ幸いでございます。