30代世代が始まり?!アニメやCMのタイアップ曲が大流行!

歌番組を中心に純粋に歌謡曲が流行る中、アニメやCMのタイアップによって支持を集める曲も誕生するようになりました。1983年に放送されたアニメ「キャッツ・アイ」のオープニングソングは、30代半ば以降のひとにとっては、馴染みが深い曲かもしれません。この曲は、かなりのセールスを記録をしたので30代で知らないひとは少ないことでしょう。

平成になってからは、倖田來未がカバーして再ブレイクした曲ですので、20代のひとでもカラオケなどで歌った経験があるかもしれませんね。この曲は、もともとは杏里が歌ったアニメソングです。1983年といえば、現在31歳のひとが生まれた年になりますので、30代中盤から後半の人達は学生をやっていた時代です。倖田來未より杏里の歌う「キャッツ・アイ」の方がピンとくるかもしれません。

今では、アニメやCMからヒットする曲はたくさんあります。逆にいえば、今の時代はタイアップのつかないとセールス的に厳しいのかもしれません。ヒットチャートを騒がせる曲は、必ず、何かしらのタイアップがついています。

そして、この年のCMソングとして大流行したのが、ラッツ&スターの「め組のひと」です。ラッツ&スターは、鈴木雅之、田代まさし、佐藤善雄、久保木博之の四人がメインボーカルをつとめるバンドになります。40代世代のひとにとっては、シャネルズと言う名前で覚えていることでしょう。30代後半~中盤の人ならラッツ&スター。20代~30代前半の人なら、ソロ活動を続ける鈴木雅之という名前の方が馴染み深いかもしれません。

この年は、日本にとって明るいニュースが多い年です。東京ディズニーランド開園の年とのことですので驚きです!自分は田舎に住んでいた時なので、ディズニーランドの存在を知ったのは、もっと後のことでした。。。31歳以上の人で都心に住まれていた方にとって、東京ディズニーランドの開園はどのようにうつったのでしょうか。開園したばかりのディズニーランドのことを覚えている人もいるかもしれませんね。田舎生まれの自分にとっては、少し、羨ましくも思います。

また、任天堂のファミリーコンピューター(ファミコン)が誕生した年です。自分も、「ファミコンを買って欲しい」と親に泣きついたのを覚えています。結局は、買ってもらえませんでしたが・・・。「子供は外で遊ぶもの、テレビゲームなんて買わない」と言われた人も多かったのではないでしょうか。ファミコンを持っている友達の家に遊びに行って、やらしてもらってましたが・・・。

30代中盤から後半にかけての人には、ファミコンの登場は懐かしい思い出でしょう。そして、その時代周辺から世間を騒がせるタイアップ曲が多く配信されるようになりました。今では当たり前のように、タイアップ曲を中心にヒット曲が生まれる時代になりましたが、この現象の始まりは30年前くらいからです。

「杏里は40代世代」と勝手に思っていましたが、意外に30代世代にも人気の歌手だったのことに驚きです。まぁ、20代~10代の人にとっては倖田來未の方が人気なんでしょうが。