30代の人達が過ごした青春時代の音楽シーン

30代の人達の過ごした青春時代の音楽シーンはどのようなものだったのでしょうか?色々な楽曲が誕生しましたが、色々なオーディオが同時に存在したのも30代世代の特徴でもあります。カセットテープでお気に入りの曲を聴く人もいれば、CDプレーヤーで聴いた人もいるでしょう。両親から影響を受けて音楽を聴き始めた人には、LP盤だった人もいます。もちろん、パソコンを日常的に使っている人ならパソコンで聴いてた人もいるでしょう。

自分も、祖父の家に遊びに行けばLP盤で音楽を楽しみ、両親から教えてもらった音楽は全てカセットテープで聴きました。自分の部屋ではCDをメインに聴いていましたが、カセットテープやLP(レコード)にも馴染みはあります。

最近は「CDが売れない時代になった」と言われるようになりましたが、30代世代の人達は、CDには馴染みが深いでしょう。お気に入りのアーティストのCDを購入して、アルバム一枚全ての曲を聴いたり、CDジャケットを大事にしたのもこの世代です。「好きな曲だけをダウンロードして聴く」というスタイルは最近のものです。もちろん、シングルCDという1曲~2曲程度のボリュームで作成されたCDもありましたが、メインはアルバムです。

自分も、好きな曲を一曲聴くだけでなく、アルバムに収録されている残りの10曲も全て含めて一枚の作品として聴いていました。アルバムを一枚通して聴くことで、好きだったはずのアーティストを嫌いになったり、いっそう好きになったという経験を沢山しました。パソコンやスマートフォンで簡単に購入できる時代では無かったので、CDショップにも沢山足を運びました。中古CDや新品のCDを買い漁り、気付いたら300枚以上のCDが部屋に飾られていたのも青春時代の良い思い出です。今は、パソコンに入れておいて聞きたいものをクリックするようにしています。。。

また、音楽を持ち運ぶのにも大変な時代でした。ちょうど「ウォークマン」と呼ばれるポータブル機種が誕生したのも自分の時代です。携帯電話で音楽を聴くことなんて出来ませんでしたし、胸ポッケなどに入れて持ち運べるアイポッドのような小型のものもありませんでした。カバンにお気にりの“カセットテープ”や“CD”とウォークマンを入れて持ち運ぶ方がポピュラーでした。

沢山の楽曲を様々な方法で聴いてきたのが、30代世代の特徴ではないでしょうか。しかし、30代前半の人の中には、カセットテープに馴染みが薄い人もいるかもしれません。逆に、30代後半の人は、青春時代に音楽をパソコンで聴いてた人は少ないかもしれません。

趣味や環境、好みの音楽ジャンルで、音楽を再生する機械が大きく違う世代です。あなたの身の回りにいる30代の友達に、色々と聴いてみるのも面白いかもしれません。ただし、CDをメインに聴いていたことは間違いないでしょう。お気に入りの曲をCDショップに買いに行ったという経験は、30代の誰しもが経験していることです。