日本に限らず、世界の音楽シーンを語る上で、ビートルズの存在を外すことは決してできません。

イギリスから誕生したスパーバンド「ビートルズ」は、現代のプロミュージシャンにとっても、お手本でもあり、目標でもあることでしょう。彼らの音楽は、現代のロック・ポップスの世界に多大な影響を与えてきてことは言うまでもありません。

「ザ・ビートルズ」

ジョン・レノン、ポール・マッカートニー、ジョージ・ハリスン、リンゴ・スター、の4人組バンドです。

※旧メンバーには、ピート・ベスト、スチュアート・サトクリフ、というメンバーがいましたが、メジャーデビューの時には、新しいメンバーが加入していたので、CD音源として残っているビートルズサウンドは上記の4名によるサウンドになります。

出身はイギリスのリヴァプールで、バンドとしての活動時期は1960年~1970年になります。ロック好きの人なら、一度はリヴァプールに行ってみたいと思うことでしょう。

ビートルズは活動期間内に12枚のアルバムを発表していますが、この内11枚が全英アルバムチャートで一位を獲得しています。彼らの人気は、イギリスだけに留まらずアメリカでも大活躍をおさめます。本国のエリザベス2世からはMBE勲章を授与されていて、ギネス・ワールド・レコーズにも認定されたバンドです。

端麗なルックスに、お洒落なグループサウンドが評価されたのか、活動当初はバンドという枠を超えて“アイドル”としても脚光を浴びました。活動後半期になると音楽的にも好評価を受けるようになりました。ビートルズファンの中には、ビートルズの前半・ビートルズの後半で評価を変えている人も沢山います。

また、音楽機材が大きく発展したのもビートルズが活動をした時代の特徴です。きっと、時代の風もビートルズにとって追い風になったのでしょう。“4トラック2チャンネル”の誕生で、多重録音が可能になったのはこの時期です。「ビートルズがやってくるヤァ!ヤァ!ヤァ!」からのビートルズ音源は多重録音によって録音されたものになります。

4トラって懐かしい響きですよね。自分も部屋の押入れの中に、4トラのMTRが眠っていましたが、先日、触ったら壊れてました。。。今のアマチュアバンドの人達は、何トラックくらい使って録音をしているんでしょうか?安いものを使っても16トラックや32トラックくらいはあるとは思いますが。

ビートルズがアイドルに留まらなかった理由としては、メンバー自身で全ての作品を作り上げたことでしょう。作詞・作曲の多くを担当した、ジョン・レノンとポール・マッカートニーは、作詞家・作曲家としても有名な存在です。

ビートルズの楽曲の中には、レノン=マッカートニー、マッカートニー=レノン、というクレジットがたくさんありますが、これらはジョン・レノンとポール・マッカートニーの共作クレジットのことを言います。

この時代の音楽チャートは、ビートルズとローリング・ストーンズの一位争いばかりで、他のバンドの入る余地などなかったのでしょう。まさに、1960年~1970年はビートルズの黄金時代だったと言えます。

ビートルズブームは、母国イギリスやアメリカだけではありません。もちろん、日本でも大きなビートルズブームが到来し、1966年に日本公演が行われることになりました。

地方公演は行われることなく、日本武道館でのみの公演。前座を務めたバンドに「ザ・ドリフターズ」がいたのも有名な話です。

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